
基本情報
- 1980年代(前半)生まれ
- 京都大学工学部大学院を修了
- 大学院で共同研究した会社に入社し、研究員として活躍
- 母親の勤務状況:専業主婦
- 世帯年収:400万以上、600万未満
- 母親の最終学歴:偏差値50以上60未満の大学/大学院
- 父親の最終学歴:偏差値50以上60未満の大学/大学院
幼少期の特徴
娘は、4月1日生まれの早生まれであったので、クラスでも一番最後に生まれたとてものんびりした子供でした。祖父母に可愛がられ、優しい子に育ちました。色鉛筆を出したり入れたり、飽きもしないで1人で遊んでいました。忍耐強い子供でした。
幼児期や小学生時代はどうですか?
ピアノを3歳の頃から習わせていたのですが、時間があるとピアノに向かっていました。ピアノのコンクールでも数々の賞を受賞しました。習っているピアノの先生がとても大好きで、作曲もしていました。ピアノに向かう時間がとても長かったので、学校の宿題をする程度の勉強しかしていませんでしたが、テストはほとんど満点を取ってきていました。
お母さんの接し方
のんびりした穏やかなこどもであったため、私も主人も褒めて伸ばすという育て方をしていたと思います。普段の生活は、あまり叱るということはありませんでした。
ただ、ピアノについては結構厳しく指導しました。私もピアノが大好きで、幼稚園の頃から習い音大に進んだので、娘も音楽の大好きな子供に育って欲しいと願っていました。
幼児期の知育・遊び
母乳2か月、あとはミルクです。1年くらいで卒乳しました。
小さいころから図書館で本を借りてきて、毎日寝る前に読み聞かせをしていました。最初は「いないないばぁ」が大好きでした。幼稚園の頃は、「大きなかぶ」が好きでした。小学校では、欲図書館で本を借りてきて読んでいたと思います。
よく遊んだおもちゃや、よくしていた遊びについて教えてください。知育を狙って与えたものがあればそのおもちゃと子供の反応を教えてください。
パズルが大好きで、飽きもせず小さいころから、パズルに夢中になっていました。主人もパズルが好きだったので、趣味が共通であったことも幸いしたのかもしれません。2人で、1000ピースのパズルを作ることもありました。高校の頃まで作っていたように思います。
習い事
習い事は何を何歳から始めましたか?家庭で練習するよう親が関与しましたか?
ピアノを習っていました。私が弾けるので、ついつい口を出していました。
また、小学校3年生くらいから中学3年までグループで英会話を習っていました。英会話は、先生にお任せで私は送迎くらいでなにもしていません。宿題もあまり出なかったと思います。
学習習慣・学習法
公文式や学習塾、通信教育やドリルは何歳から何をやりましたか?サポート方法、勉強の促し方などの工夫について教えてください。
地方の県庁所在地に住んでいたので、周りものんびりしていたこともあり、通信教育も塾もいっていません。主人が夏休みなど、たまに問題集を買ってきて、与えていました。高校は県立高校でしたが、学校が塾のように指導をしてくれていたので、塾にも行く必要がありませんでした。
お子さんが勉強・専門に熱心になっていったきっかけや過程を教えてください。
理系が得意だったのもあり、京大の工学部、地球工学に入学しました。住まいの近くに宍道湖があり「水の都」と言われていたので、育った環境が影響して水の研究に興味をもったのかもしれません。親は、進路に対しても自分で自分の道を選ぶように言っていたので、自主的に選択したと思います。
その他の工夫や反省点
その他、幼児期〜小学生時代の育児上の工夫があれば教えてください。
私は、ピアノに夢中な娘が大好きだったので、ピアノが弾ければもう言うことはないと思っていました。有名大学に入って欲しいとは全く考えていなかったので、自由に伸び伸びと育って欲しいと願っていました。子供の自主性を尊重していました。
今振り返ると、もっとこうしておけばよかったと思うことはありますか?
ピアノばかり弾かせていたので、もっと外で友達と遊ばせてあげればよかったと思います。運動の経験が少なかったため、体育の授業などでは嫌な思いもしたのではないかと思います。もう少し活発に外遊びをしたり、友人と思い切り遊ばせてあげればよかったと思います。
幼児期の育児で大切なこと(まとめ)
幼児期の育児で一番大切なことはなんだと思いますか?
頭ごなしにしかったり、親の意見を押し付けることは良くないと思います。幼児と言えどもちゃんと自分の意思を持っているわけですから、子供の主張をとりあえず聞き、それからアドバイスするということが大切だと思います。しかったり、怒ったりすれば、心を閉ざしてしまう気がします。1個人としてきちんと主張を聞いてあげること、正しいことを言っていれば賛同し、うなずいてあげることが必要だと思います。小さい子供もきちんと主張できる環境を作ることが大切です。
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ありがとうございました!